3障がい(身体障がい、知的障がい、精神障がい)の方々のための、
通所型 生活介護施設「ゆめの家」が10月1日(月)に開所致します。

3障がい(身体障がい、知的障がい、精神障がい)の方々で、
「障害福祉サービス受給者証」をお持ちで、「区分3」以上の方、ご利用いただけます。

10月1日(月)~5日(金)に保護者の方々向けの内覧会を実施致します。
14時から見学会、15時から看護師・栄養士・調理師等による質問コーナーを予定しています。
医療ケア等必要な方は、ご遠慮なくご質問ください。

ゆめの家 設立趣旨
神戸市内14カ所の児童養護施設にクリスマスプレゼントとして日本料理店経営の関係から、お寿司、マグロ丼など700食を子ども達に毎年のようにプレゼントしていました。何かしら、子ども達が好きで、その頃から体の中から沸々と何か社会の役に立ちたい、子ども達に触れていたいとの想いが湧き上がり、世の中右を見ても左を見ても老人のための施設、特養、老健等が多く見受けられ、障がいのある方々の施設には光が当たっていないように私自身思います。
障害のある人でもプールに入りたいはず、外出して遠足にも行きたいはず、と最近自分の子どものことのように考えるようになりました。
私の最後の人生、この子ども達と共に生きようとの思いから百十数年の歴史ある日本料理店も閉店し、この事業を計画致しました。

事業の内容
当初の事業規模としては、全くの異業種からの挑戦ということで、通所の生活介護から出発し、工夫を凝らしながら徐々に事業を拡大することとしております。また、利用者の方々のご意見、ご要望に耳を傾け、支援学校の先生方からのご指導を仰ぎながら「ゆめの家」の実績をこつこつと積み上げていく所存です。

こだわりの事業
1)パソコン、ゲーム機器、本など、手足を動かし楽しみながら訓練ができるように考えています。
2)最新のシャワーチェアーで安全・快適に入浴ができるように配慮しています。
3)看護師による毎日の健康管理と柔道整復師によるマッサージの施術を予定しています。
4)無農薬のお米、こだわりの水で栄養士が考えるバランスのとれた温かい手料理をお出しする予定です。

今後の展望
障がい者福祉事業は、営利を目的として行えば利用者の方々、子ども達、職員等に大きな負担を強いることとなるのは必定であると思っております。
私は、長期的な展望を視野に将来この20名規模の生活介護施設を足掛かりとして、数年先にはこの事業も軌道に乗せ、入所施設、就労支援、生活介護支援等を事業化しその中に小さくてもプールを設置し、あるいは音楽教室、カラオケルームを設け、就労では自然を体感し、子ども達と一緒に土を触り無農薬のお米、野菜を栽培し、こだわりの味噌を使った味噌汁などでたまごかけショップを運営していきたいと思っております。
自然と一緒に、育てる喜び、自分たちが栽培したものを売り、お金を得る喜びを体感していただきたいと思っております。

Print Friendly, PDF & Email